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状態性述語の使役化について -日·韓対照研究-

Authors
권승림
Issue Date
Mar-2010
Publisher
한국외국어대학교 일본연구소
Keywords
状態性述語; 動作性述語; 使役化; 使役化マーカー; 日韓対照
Citation
일본연구, no.43, pp.507 - 524
Journal Title
일본연구
Number
43
Start Page
507
End Page
524
URI
http://scholarworks.bwise.kr/ssu/handle/2018.sw.ssu/14870
DOI
10.15733/jast.2010..43.507
ISSN
1225-6277
Abstract
本稿は、これまでの使役の研究では扱われていない状態性述語の使役化を取り上げ、それぞれの文タイプと使役形式との関係について分析したものである。状態性述語が動詞の範疇に仲間入りするためには使役化の過程が要求されるが、それは、被使役者の位置に来る存在-ヒト名詞の場合もモノ名詞の場合もあるが-に何らかの新たな状態を生じさせるには、モノに一方的に働きかけていく他動的動作では力不足なので、使役的な間接的働きかけが要求されるのである。依って、使役化の手続きが必要とされることになる。日本語の状態性述語が使役文になるためには、動作性述語の使役化マーカーである「サセル」形が容認されないので、別の形式が必要になる。状態動詞文の使役化形式は「-ヨウニスル」が使われ、誘導使役の意味・用法を表す。形容詞文の場合は「-クスル」形と「-ニスル」形が使われ、原因使役に近い意味を表す。また、名詞文の使役化マーカーは「-ニスル」形が担当している。韓国語の場合は、使役形式がそのまま状態性述語にも使われ、日本語とは形態的な対応において相違を見せる。状態動詞文は多少の意味的相違を見せながら使役の四形式が使われる。形容詞文の場合は、「-게 하다」形と「-게 만들다」形のみが許される。名詞文の場合は、「-게 하다」形と「-게 만들다」形に加え、他の述語タイプの使役形式では使われない形式の「-으로 하다」形と「-으로 만들다」形が使役化マーカーが使われることが分かった。
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