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구로사와 아키라(黒澤明)의 영화 꿈 (1990)에 그려진 삶과 죽음Life and Death Viewpont of Kurosawa Akira “Dream”

Other Titles
Life and Death Viewpont of Kurosawa Akira “Dream”
Authors
조은애
Issue Date
Jun-2017
Publisher
한국외국어대학교 일본연구소
Keywords
黒澤明; 夢; 自然; 生; 死; Kurosawa Akira; Dream; Nature; Life; Death
Citation
일본연구, no.72, pp.65 - 85
Journal Title
일본연구
Number
72
Start Page
65
End Page
85
URI
http://scholarworks.bwise.kr/ssu/handle/2018.sw.ssu/6841
DOI
10.15733/jast.2017..72.65
ISSN
1225-6277
Abstract
全8編のエピソードからなる黒澤明監督の映画 夢 は、監督晩年の作品であること、そして、監督自身と思わせる主人公のが登場していることから「黒澤明の遺言」として知られている作品である。特に富士山噴火による原子力発電所の爆発を描いた第6話の「赤富士」は、2011年、東日本大震災による福島原発事故によって再び注目され、監督の予知夢といわれるようになった。独特の映像や新しい撮影技術の導入など各エピソードごとに話題を呼んだ作品であるが、映画全体を通した主題についての解明の試みはすくなかった。本研究は、映画 夢 に描かれた「人のの生と死」について考察したものである。主に自然と人間の関係と断絶による「死」の表象と自然回帰の「生」を主題として各エピソードの意味を分析した。第1編から第3編までは、「狐・桃の精・雪女」に象徴される自然を忘却した人間の様子を、唯一自然と共感できる存在として登場する黒澤自身の経験に絡ませて描いている。つづく第4編から第7編までは、自然との不和から寿命を全うできなかった不意の「死」として、戦争と自殺、そして放射能による人間の崩壊を指摘している。しかし、監督は自然とともに崩壊した人類の「生と死」への希望として、第8編では自然回帰の「生」を提案している。さらに、不幸の死をとげた人々までも、再び自然の中に取り入れることによって救済・鎮魂を試みている作品であると考えた。
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College of Humanities > Department of Japanese Language & Literature > 1. Journal Articles

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