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A Study on the Burden to a Request for Personal Information in the Requesting Behavior-Centering on Korean, Chinese and Japanese College Students-依頼行動における個人情報要求への 負担度に関する一考察 -韓中日3ヶ国の大学生を中心に-

Authors
임영철김윤희
Issue Date
2012
Publisher
고려대학교 글로벌일본연구원
Keywords
依頼行動、談話分析、異文化コミュニケ-ション、個人情報; request behavior; discourse analysis; Intercultural Communication; Private information
Citation
일본연구, no.17, pp 141 - 160
Pages
20
Journal Title
일본연구
Number
17
Start Page
141
End Page
160
URI
https://scholarworks.bwise.kr/cau/handle/2019.sw.cau/46187
ISSN
1598-4990
Abstract
本研究は、韓中日3ヶ国の大学生の依頼行動における個人情報の要求に対する負担度について、アンケート調査とインタビュー調査、そしてフォローアップインタビュー調査を行い、その実態を明らかにすることを目的とする。考察の内容をまとめると以下の通りである。(1) 韓中日3ヶ国ともに、相手の「年収」に関する情報を聞き出すときに負担度が一番高く、次に「住居形態」である。そして「住所」に関する情報を聞き出すときに負担度が一番低いことが窺える。つまり、個人情報の中で「年収」や「住居形態」を聞き出すというのは負担度が高く、「住所」はそれほど負担度が高くないということで、これは3ヶ国ともに共通している。また、「結婚の可否」に関しては日本のほうが韓国と中国に比べて負担度が高いということで、日本人には慎重を要する個人情報であると言えよう。(2) アンケート調査では、韓国は「住所<結婚の可否<年齢<最終学歴<職級<住居形態<年収」の順に負担度が高くなる。しかし、「結婚の可否」では揺れが見られ、アンケート調査ではその割合が低いが、FUインタビュー調査ではその割合が高い。つまり、「結婚の可否」は実際の場面では聞きづらい個人情報になっているということで、「結婚の可否」は個人の基本情報ではなく、負担度の高い情報であるということがわかる。(3) 韓中日3ヶ国ともに、個人の基本情報と考えられる「住所」や「年齢」を聞き出すのは負担度がそれほど高くないが、「年収」や「住居形態」、そして「結婚の可否」は個人の機敏な情報として位置づけられ、慎重に聞き出そうとする傾向にあることがわかる。(4) 談話資料の意味機能別の分類では、韓国では「簡略化<情報要求<情報提供<謝罪」、中国では「情報要求<簡略化<謝罪<情報提供」、日本では「情報提供<簡略化<謝罪」の順に出現数が高い。なお、中国と韓国の意味機能の出現数のパターンは似ているが、日本は中国や韓国とは違い、負担度を減らすために用いる表現に差があることが窺える。今回の調査から得られた結果は以上であるが、このような研究は今後の韓中日3ヶ国の異文化間コミュニケーションに多く貢献できると考えることができる。
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College of Humanities > School of Asian Languages and Cultures > 1. Journal Articles

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