다자이 오사무의 물의 세계 - 가스통 바슐라르의 『물과 꿈』의 관점에 입각하여 -A Study on Water Imaginary World by Dazai Osamu - Center on the View of 『Water and Dream』 by Gaston Bachelard -
- Other Titles
- A Study on Water Imaginary World by Dazai Osamu - Center on the View of 『Water and Dream』 by Gaston Bachelard -
- Authors
- 정부용
- Issue Date
- 2014
- Publisher
- 일본어문학회
- Keywords
- 다자이 오사무; 가스통 바슐라르; 『물과 꿈』; 물; 상상력; 太宰治、ガストン バシュラール、『水と夢』、水、想像力
- Citation
- 일본어문학, no.67, pp.403 - 430
- Journal Title
- 일본어문학
- Number
- 67
- Start Page
- 403
- End Page
- 430
- URI
- https://scholarworks.bwise.kr/gachon/handle/2020.sw.gachon/13361
- DOI
- 10.21792/trijpn.2014..67.019
- ISSN
- 1226-9301
- Abstract
- 太宰治のキ―ワ―ドは、頹廢的な生と自殺である。このカテゴリーの中では、藝術, 女性, 水が主要要素である。その中で、物質の‘水’によって太宰の內面世界を把握してみた。特に、本稿はフランスの科學哲學者であるガストンバシュラール(Gaston Bachelard)の『水と夢』を中心に、太宰治の水の世界を分析したのであるが、「太宰治の水の想像世界(1)-ガストンバシュラールの『水と夢』を中心に-」につづく2番目の考察である。苦しい現實から太宰を救濟するのは、水中夢想である。彼の水中は死の世界であり、そして、水中幻想旅行には使者が存在する。これが、神話での使者の‘カロン’を根據とするカロンコンプレックスである。また、シェークスピアの『ハムレット』のオフェーリアが、太宰の水の夢想に存在する。したがって、水は死と不幸の物質でもある。これがオフェーリア コンプレックスである。この二つのコンプレックスが、バシュラールの文化のコンプレックスである。太宰は純粋な水において、淨化と治癒、生命と若さを夢見る。また、太宰にとって、水は母性・女性の物質である。すなわち、水は暖かい母乳、安らかな母の懐、母が振る揺り篭である。そして、水中には美しい無垢な娘が溶解している。以上、バシュラールの水の想像力理論を根據とした太宰の水の想像世界の硏究は、彼の精神的な傾向を明らかにする作業によって、彼の精神の核心を把握・理解することができた。
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