다자이 오사무의 물의 상상세계 (1) 가스통 바슐라르의 『물과 꿈』을 중심으로 -Imaginary World of Water in Dazai Osamu Based on 『Water and Dream』 in Gaston Bachelard (1)
- Other Titles
- Imaginary World of Water in Dazai Osamu Based on 『Water and Dream』 in Gaston Bachelard (1)
- Authors
- 정부용
- Issue Date
- 2013
- Publisher
- 일본어문학회
- Keywords
- 太宰治、ガストン バシュラール、『水と夢』、水、物質的想像力; 다자이 오사무; 가스통 바슐라르; 『물과 꿈』; 물; 물질적 상상력
- Citation
- 일본어문학, no.62, pp.341 - 366
- Journal Title
- 일본어문학
- Number
- 62
- Start Page
- 341
- End Page
- 366
- URI
- https://scholarworks.bwise.kr/gachon/handle/2020.sw.gachon/15755
- DOI
- 10.21792/trijpn.2013..62.017
- ISSN
- 1226-9301
- Abstract
- 太宰治においては、‘水’が特別な想像力とイメ―ジとして象徵的な價値をもっている。従って、本稿はフランスの哲學者であるガストンバシュラール(GastonBachelard)の想像力に関する硏究の中の『水と夢』を中心に、太宰治の水の世界の分析をこころみた。バシュラールは、人間の想像力は‘形式的想像力’と‘物質的想像力’の二つで展開され、從來の硏究とは違って物質的なものであると主張する。そして、物質的な水のイメ―ジは‘柔らかい水’と‘荒々しい水’に區分される。本稿は紙幅の関係上、‘柔らかい水’の4種類の形態の中で、‘物質的想像力’一種類の項目だけを扱い、‘澄んだ水’、‘深い水’、‘複合的な水’として區分して考察を試みた。太宰治の‘澄んだ水’は鏡と目のイメ―ジとして提示されている。ナルシ シズムと直結する想像力である。また、澄んだ水と同じ新鮮さを聯想する‘春の水’には復活と再生が內在されているのである。バシュラールは‘深い水’の場でエドガーアランポーの水の夢想を分析しているが、これは死のイメ―ジである。これを土台として太宰治の‘深い水’を論じ、ポーと同質の水の世界を確かめることができた。‘複合的な水’は水と火が結合したアルコールのイメ―ジとして、現世の苦痛と苦惱を取り除き、生のエネルギーを附與し、また、正體性回復の價値をもっているのである。以上、バシュラールの水の物質的想像力の試論にもとづいて、太宰治の無意識的な生と死の象徵となる水を證明してみた。
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