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1910년대 식민지제국일본의 전염병 방역대책― 조선전염병예방령을 중심으로 ―The Policy against Contagious Diseases of Japanese Colonial Empire in the 1910s

Other Titles
The Policy against Contagious Diseases of Japanese Colonial Empire in the 1910s
Authors
이형식
Issue Date
2012
Publisher
한국일본학회
Keywords
伝染病予防令; 医師規則; 医生規則; 公医規則; コレラ; ペスト
Citation
일본학보, no.92, pp.291 - 307
Journal Title
일본학보
Number
92
Start Page
291
End Page
307
URI
https://scholarworks.bwise.kr/gachon/handle/2020.sw.gachon/16775
ISSN
1225-1453
Abstract
韓国統監府と朝鮮総督府は1907年に発生したコレラと1911年に満洲で流行したペストに対して、軍․憲兵․警察官を中心とする水際対策によりその防御に成功した。軍(憲兵)と衛生警察が中心となった防疫対策を通じて植民当局は、朝鮮民衆の日常生活に武断的且つ暴力的に介入し、民衆を自警団や衛生組合へと組織した。寺内総督の医学教育に関する関心の低さもあり、以後朝鮮総督府の衛生政策は医学教育機関の拡張よりも、憲兵と衛生警察による伝染病予防対策に力を注ぐようになった。朝鮮総督府は第一次世界大戦の勃発と共進会の準備をきっかけに伝染病予防令を制定した。1915年6月に発布された伝染病予防令は、衛生行政における衛生警察の主導権を承認した法令であり、これに対しては内務部が猛反発している。それは警務部長は同令をもって衛生組合の設置․組合費․役員及び評議員に関する事項․規約違反者の制裁に関する事項など規約全般への関与及び変更が可能だったからである。台湾伝染病予防令施行規則にもないこれらの項目が設けられることによって、衛生組合は地方自治団体の協力機関ではなく、警務部長の指揮․監督を受ける一種の防疫自衛団化していったのだった。
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