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문학적 담론을 통한 무사도의 근대적 재구성 ⎯ 무사도의 변용 양상을 중심으로 ⎯文学的な議論を通した武士道の近代的な再構成 - 武士道の変容の様相を中心として -

Other Titles
文学的な議論を通した武士道の近代的な再構成 - 武士道の変容の様相を中心として -
Authors
윤상현
Issue Date
2012
Publisher
한국외국어대학교 일본연구소
Keywords
武士道の変容; 忠、混種的な武士道、ナショナリズム; ショービニズム
Citation
일본연구, no.52, pp.259 - 273
Journal Title
일본연구
Number
52
Start Page
259
End Page
273
URI
https://scholarworks.bwise.kr/gachon/handle/2020.sw.gachon/17195
DOI
10.15733/jast.2012..52.259
ISSN
1225-6277
Abstract
本稿では武士道の変容の様相を近代という談論の中で、どのように変容し続けていくのかについて考察してみた。すなわち、近代文学の中に現われた武士道を再評価し、今まで皮相的ㆍ一律的に受け入れてきた武士道を、時代の流れによって再定立しようと試みた。まず、明治時代における武士道は當時日本をめぐって国外的な帝国主義による西欧勢力の侵略や国内的な西欧文化の受容による社会混乱と不安を、過去武士道の忠の思想で新しい時代を対応しようとした。そして、大正時代にいたっては固有の伝統的な武士道が近代時期に輸入されたキリスト教によって混種的な武士道で再解釈されており、これは結果的に當時新しく派生された倫理的 ㆍ 社会的な行動規範の中で西欧文明の無批判的に受容したと言えよう。また、日本戦後における武士道は戦争や外来思想の輸入にナショナリズムと美的な価値の表象である文化が結び付いて再創出されたが、一方、敗戦以後の文学作品では国民の国家に対する献身という偏狭した愛国心、ショービニズムの形で表出されているのがうかがえる。このように武士道は決められた形態ではなく、各時代に合わせて変容され、再構成されていくのがわかる。それゆえに、武士道の変容の様相は近代日本を理解する一つのキーワードであり、同時に現在日本を理解するための一つの方法論であると言えるだろう。ひいては、武士道が現代日本の社会において、どのように再現しているのかを文化的な現象を通して検討するのも意義があるのではないかと思われる。つまり、現代社会における武士道は日本人の行動規範に内在しているのは勿論、文化的な諸般現象、例えば、文学や映画、漫画、ゲームのキャラクターに変容されており、特に文学的な談論での主人公の死は国家(天皇)ではなく、個人の名誉や義理に変わりながら再現し続いている。従って、このような武士道の変容の様相についての考察は、単に過去の専有物としての武士道ではなく、現代日本の文化現象を理解し、究明することに必ず必要であると言える。
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