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자본제생산의 ‘주(主)’는 누구인가 -요코미쓰 리이치「기계」론-Who is the Owner of Profit? - Yokomitsu Riichi’s Kikai Theory

Other Titles
Who is the Owner of Profit? - Yokomitsu Riichi’s Kikai Theory
Authors
김태경
Issue Date
2017
Publisher
한국일어일문학회
Keywords
Yokomitsu Riichi; Kikai[Machine]; Shin-Shinrisyugi Literature; Labour Theory of Value; Anti-proletarian Literature; 横光利一; 機械; 新心理主義文學; 勞動價値說; 反プ ロレタリア文学
Citation
일어일문학연구, v.102, no.2, pp.155 - 170
Journal Title
일어일문학연구
Volume
102
Number
2
Start Page
155
End Page
170
URI
https://scholarworks.bwise.kr/gachon/handle/2020.sw.gachon/6888
DOI
10.17003/jllak.2017.102.2.155
ISSN
1226-2552
Abstract
小說「機械」の背景となるネームプレート製造所の主人は金銭を持つと必 ず途中で落してしまう。もとより商品の生産されるプロセスの初めと終りが 切断されているのである。このような「機械」の構圖というのは、産業資本 主義時代において利潤が附與される過程、あるいは技術革新の問題をより鮮明にするための設定にほかならない。 さらに本稿は、主人と共に主婦がいるという、即ち主人とは別にもう一つ の「主」が存在することに注目したことから、知的資本を代表する主人と生 産手段を代表する主婦との緊張や葛藤の物語として「機械」を読み直すこと ができた。心理的な人間關係論として処理してきた先行硏究とは違い、本稿 では小說「機械」を作者横光利一の資本制生産に対する檢討書として位置付 けたのである。 横光は「機械」のなかで、意識の流れという形式的な實驗を行なうと共に、 內容的な面においても産業資本主義時代以後の利潤産出に関する問題提起をし ようとした。新感覺派の驍将と呼ばれた横光利一であるが、彼は對立や競爭關 係にあったプロレタリア文學を單純に無視したのではなく、マルクス主義經濟 學への理解の上で創作活動をしていたのではないか。このような分析を通じ て、本稿は旣存の文學史的圖式へ些細な、しかし重要な視角を提示した。
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