「受験生川柳」に見る語彙表現と意味的特徴の一断面A Study of Vocabulary Expression and Semantic Features Found in ‘Examination Students Senryu’
- Other Titles
- A Study of Vocabulary Expression and Semantic Features Found in ‘Examination Students Senryu’
- Authors
- 伊藤貴雄
- Issue Date
- 2020
- Publisher
- 한국일어교육학회
- Keywords
- 受験生、川柳、語彙、意味、日本文化; examination students; senryu; vocabulary; semantics; Japanese culture
- Citation
- 일본어교육연구, no.50, pp.217 - 233
- Journal Title
- 일본어교육연구
- Number
- 50
- Start Page
- 217
- End Page
- 233
- URI
- https://scholarworks.bwise.kr/hongik/handle/2020.sw.hongik/12381
- ISSN
- 1598-4311
- Abstract
- 本研究は「受験生川柳」の作品を対象として、語彙表現の意味的特徴を分析することを目的とする。江戸期に始まった川柳は、古くから大衆参加の文芸の代表的存在であったが、現代においても「サラリーマン川柳」をはじめとする公募型の川柳コンテストが開かれ、根強い人気を保っている。日本語教育においても、近年では授業に導入する試みが報告されるなど、注目を集めつつある。先行研究によれば、川柳はエッセイや小説などに比べて短く、俳句よりも平易である上、特有のユーモアと、日本の「今」を窺い知ることができる文化的要素を含み、動機づけの効果が期待できるという。また、学習者が川柳を作る活動を通じて、日本語のリズムに慣れることができ、発音および聴解指導への活用も試みられている。本研究では特に、川柳の語彙表現に着目した。その理由は「サラリーマン川柳」や「女子会川柳」「シルバー川柳」など、多くの公募型川柳では応募対象やテーマが明確であり、その領域における特徴的な語彙表現を収集できると共に、辞書的解釈にとどまらない、言語生活空間における豊かで実感のこもった語感や意味的特徴が表れているためである。研究方法としては、まず頻出語彙を抽出し、語彙使用の傾向について検討した。次に、話題という観点から作品を分類し、作中における語彙の意味的特徴を分析した。その結果、頻出語彙の次元では、「受験生川柳」ならではの語彙選択の傾向を示していた。また、話題の次元では、時事・流行に関するものや、宗教文化に関する内容に至るまで、幅広い話題が扱われていた。
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