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教養初級日本語クラスにおけるピア・ラーニングの一考察 -学習者の学習意識の変化に焦点をあてて-A Study on Peer Learning in Elementary Japanese Classes Focusing on the Change of Learner's Awareness

Other Titles
A Study on Peer Learning in Elementary Japanese Classes Focusing on the Change of Learner's Awareness
Authors
Kuramochi, Kaoru
Issue Date
2018
Publisher
한국일어교육학회
Keywords
peer learning; main elements of peer learning; change of attitude and awareness to peer learning; role of teacher; ピア・ラーニング; ピア・ラーニングの主要素; ピア・ラーニングに対する姿勢と意識の変化; 教師の役割
Citation
일본어교육연구, no.43, pp.5 - 23
Journal Title
일본어교육연구
Number
43
Start Page
5
End Page
23
URI
https://scholarworks.bwise.kr/hongik/handle/2020.sw.hongik/12868
ISSN
1598-4311
Abstract
本研究は教養初級日本語のクラスでピア・ラーニング(協働学習)を行い、どのような効果が見られたのか、 特に学習者の学習意識の変化から考察したものである。分析資料は2学期分の様々なデータであり、これらを基 に分析を行い、以下の結果を得ることができた。 学習者はメンバーと共に練習をする中で教え合いや助け合いを自然に行うようになり、間違ったことを指摘 し指摘される活動に慣れていった。そして結果的に「グループ学習を肯定」し「自発的に授業に参加し行動す る」学習者が増え、「グループ学習は不平等だ」「個人で学習することを好む」に対して否定的になり、「ピア・ ラーニング」を効果的な学習法だと認識するようになった。さらに、グループの連帯感や結束感が築かれるこ とで、クラス全体の雰囲気も活発で明るいものとなり、このような学習者の態度がクラス全体の連帯感形成へ と繋がっていった。 以上のように、本研究で行った量的調査と質的調査の結果から、本研究で取り上げたピア・ラーニングは 「競争的な学習から協力的な学習への変化」「メンバーの連帯感と結束感の確立」「受動的から能動的な授業へ の変化」さらに、「成績に対する学習者の姿勢」や「グループ学習に対する意識」に変化をもたらしたと言え る。 本論文で行ったピア・ラーニングは結果的に協働学習の効果が多く見られるものであった。しかし、教育現 場の条件によって、協働学習の様相は大きく変化するため、教師はそれぞれの授業に合わせて、臨機応変に対 応し、協働学習を設定しなければならない。
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