다문화 센터에서의 계승어 및 문화활동 실천보고 - 한국에 있어서의 계승일본어 교육의 방향성을 찾아서-Report on heritage language and cultural activity in the multi-cultural center: Finding directivity on heritage language education in Korea
- Other Titles
- Report on heritage language and cultural activity in the multi-cultural center: Finding directivity on heritage language education in Korea
- Authors
- Oikawa Hiroe; TANABE SATOKO
- Issue Date
- 2017
- Publisher
- 한국일본어학회
- Keywords
- 継承語、多文化家庭、子ども、アイデンティティ、活動主体; Heritage language; Multinational family; Children; Identity; Activity; 계승어; 다문화가정; 아동; 정체성; 활동주체
- Citation
- 일본어학연구, no.52, pp.34 - 52
- Journal Title
- 일본어학연구
- Number
- 52
- Start Page
- 34
- End Page
- 52
- URI
- https://scholarworks.bwise.kr/hongik/handle/2020.sw.hongik/13359
- ISSN
- 1229-7275
- Abstract
- 韓国では近年の国際結婚の増加に伴い多文化家庭の子ども達が増えてきており、その子ども達への教育の必要性が指摘されるようになってきている。本稿は、韓日多文化家庭の子ども達を対象に行った家庭外での継承日本語教育の実践を振り返り、その成果と課題を考察したものである。それによって、一つのケーススタディとして今後の韓国における継承日本語教育の方向性を示すことを目的とする。
実践の場は、民間機関のハナ多文化センタータリンで行っている継承語及び文化活動プログラム『子ども多文化講師養成プロジェクト』である。筆者らはここで2015年から2年間、4期間にわたり日韓多文化家庭の子ども達のクラスを担当し活動を行った。内容は、文化的なテーマを多く取り入れ、体験的な活動を主体としその中で日本語に多く触れることで日本語力の向上を目指した。
活動後にアンケートを、また4期の活動期間中にインタビューを行い、それをもとに活動内容と日本語継承の側面、及び全体を通した意見の3点から分析と考察を試みた。その結果、成果としては、体験的な活動の有効性、内容重視による継承日本語教育の効果、アイデンティティ形成への寄与の3点が挙げられよう。しかしながら、今後は子どもの多様性への対応、読み書きバイリンガル育成方法の開発に加え、全人的な視点を持った継承語教育を行っていく必要があることが課題として浮かび上がった。
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