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15세기 일본의 천자문 학습-東京大學 國語硏究室 소장『註千字文』을 대상으로-

Authors
오미영
Issue Date
2014
Publisher
한국일어일문학회
Keywords
千字文(Senjimon); 註千字文(Chūsenjimon); 文選読み(Monzenyomi); 漢文訓讀(vernecular reading); 東大本(Todaibon)
Citation
일어일문학연구, v.89, no.1, pp.147 - 165
Journal Title
일어일문학연구
Volume
89
Number
1
Start Page
147
End Page
165
URI
http://scholarworks.bwise.kr/ssu/handle/2018.sw.ssu/10422
DOI
10.17003/jllak.2014.89.1.147
ISSN
1226-2552
Abstract
日本東京大學國語硏究室には、文明年間(1469-1497)に書写加点されたものと考えられる『註千字文』1冊(特22D55L46820)(以下、東大本)が所蔵されている。本稿はこの東大本を対象として、15世紀日本における千字文の訓読について考察したものである。一般に千字文は文選読みをするものといわれている。しかし、東大本に記入されている訓点によって訓読文を作成した結果、千字文250句のうち、<AB音読→AB訓読→CD音読→CD訓読>のような基本的な文選読みの構造で訓読しているのは、168句で、全体の約67%を占めている。残りの82句は、基本的な文選読みの構造とは異った訓読の仕方を示している。東大本の訓読文は基本類型を含めた六つの類型とその他に分類することができる。このように多様な類型が見られるのは、東大本の訓点の加点者の裁量によるものもなくはないが、根本的には千字文各句の漢文構造によるものである。漢文訓読文で千字文を学習したというのは、千字文250句に対して注釈内容を参考にし、本文の内容を理解した上で、その結果を訓点で示したことを意味する。これは、韓国において「하늘(そら) 천(テン), 따(つち) 지(チ)…」のように、千字文を学習したこととは大きく異なる。すなわち千字文を漢字暗記の手段で活用することにとどまらず、千字文自体を学習の対象としたと考えなければならない。今回の研究をもとにして、今後日本における千字文訓読の変遷に注目して考察していきたい。
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College of Humanities > Department of Japanese Language & Literature > 1. Journal Articles

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