일본 소설에 나타난 오노마토페 연구A study of Japanese Onomatopoeia on Japanese novel
- Other Titles
- A study of Japanese Onomatopoeia on Japanese novel
- Authors
- 오미영
- Issue Date
- Dec-2013
- Publisher
- 한국외국어대학교 일본연구소
- Keywords
- オノマトペ; 擬音語; 擬態語; 日本小説; 日韓對照研究
- Citation
- 일본연구, no.58, pp.169 - 184
- Journal Title
- 일본연구
- Number
- 58
- Start Page
- 169
- End Page
- 184
- URI
- http://scholarworks.bwise.kr/ssu/handle/2018.sw.ssu/12062
- DOI
- 10.15733/jast.2013..58.169
- ISSN
- 1225-6277
- Abstract
- 本稿は日本の小説における日本語オノマトペについて、その類型と用法について考察し、韓国語翻訳本における翻訳語との比較考察を行ったものである。考察結果、<きら>の考察対象ページ内では149例(異なり語数103)、<白夜>では108例(異なり語数70)、<ネバ>では255例(異なり語数166)のオノマトペが確認された。擬音語より擬態語のほうが際立って多く使われている。形態の面では<きら>が19類型、<白夜>が12類型、<ネバ>が20類型である。<ABAB>型が三種類の小説で同じくもっとも多く使われ、次は<AっBり>型、その次は<ABり>型と<ABっ>型であった。<きら>と<ネバ>では多様な形態のオノマトペが使われ、臨時的オノマトペも各々7類型ずつ確認された。<白夜>の場合はすべて基本類型であることが注目される。これは文体の問題と作家の性別と関係があるものと考えられる。用法の面で考察した結果、三つの小説で例外なく副詞的用法として多く使用されている。(各々84%、68%、74%)副詞的に使われたものでは「と」を伴う場合、「に」を伴う場合、単独で使われた場合があるが、前者がもっとも多い。次は動詞として使用されたものが多かった。この場合、「する」や「とする」とともに使われている。名詞の用法は、オノマトペが前項になり後項に名詞がついた例が確認された。最後に韓国語翻訳本との比較では、両方ともオノマトペである場合が各々99例(約66%)、53例(約49%)、136例(約53%)である。つまり、韓国語翻訳本において著しくオノマトペの使用率が低いことが分かる。日本語の方ではオノマトペが使われているが、韓国語翻訳本ではオノマトペではない語彙になっている例は各々48例(約32%)、47例(約44%)、114例(約45%)である。これは韓国語に比べ、日本語の方が相対的に多様なオノマトペが存在し、使用頻度も高いため、日本語のオノマトペすべてに韓国語のオノマトペを対応させるのが困難であるか、あるいは不自然であるために別の語彙を選択したものと考えられる。韓国語の翻訳本では原本の日本語のオノマトペ使用率よりはるかに低い使用にとどまっていることが確認された。
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Collections - College of Humanities > Department of Japanese Language & Literature > 1. Journal Articles
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