「스가타산시로(姿三四郎)」考 - 소설에서 영화로의 궤적 -Sugata Sanshiro: Transformation from a Novel to a Movie
- Other Titles
- Sugata Sanshiro: Transformation from a Novel to a Movie
- Authors
- 이시준
- Issue Date
- Feb-2010
- Publisher
- 일본어문학회
- Keywords
- 黒澤 明; 富田常雄; 姿三四郎; 日本映画; 映畵化; 구로사와 아키라; 도미타 쓰네오; 스가타산시로; 일본영화; 영화화
- Citation
- 일본어문학, no.48, pp.403 - 420
- Journal Title
- 일본어문학
- Number
- 48
- Start Page
- 403
- End Page
- 420
- URI
- http://scholarworks.bwise.kr/ssu/handle/2018.sw.ssu/14929
- DOI
- 10.21792/trijpn.2010..48.020
- ISSN
- 1226-9301
- Abstract
- 1943年三月に公開された「姿三四郎」は黒澤明(1910-1998)の監督としての第一作である。原作の富田常雄( 1904-1967)の『姿三四郎』は明治時代を舞台にした初期の講道館柔道を素材としたものであって、1942年錦城出版社で出版された。本稿は「姿三四郎」が太平洋戦争という暗黒の時代にどのようにして大衆的な娯楽映画として成功を収めたかについて原作の改変を通じて考察したものである。監督は原作の小説を映画化するに當って小説の登場人物を省略したり、小さなエピソードなどを省略したりして、三四郎の成長の過程に焦点が合わされるように工夫している。また、小説の抽象的な思惟の部分を含蓄された象徴、イメージの聯想などの技法を使って明瞭に表わしたり、特にアクションのシーンは動的な場面と静的な場面の緩急を適切に調整している。また、小説のテーマの一つとも言える民族主義と西洋化の葛藤の部分を削除し、人物の造形も善と悪の対立をより鮮明に打ち立てている。黒沢は原作の『姿三四郎』の武術と柔術の対決という日本的な主題を通じて,柔道へも道を歩み始めた三四郎の煩悩と成長の過程に集中して、原作の面白さを極大化したといえよう。
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Collections - College of Humanities > Department of Japanese Language & Literature > 1. Journal Articles
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