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ポライトネスㆍストラテジーに対する 日本人、韓国人、韓国人日本語学習者の意識

Authors
원지은
Issue Date
Jun-2010
Publisher
한국외국어대학교 일본연구소
Keywords
フェイス、ポライトネス; ストラテジー、ポジティブ; ポライトネス、ネガティブ; ポライトネス、コミュニケーション
Citation
일본연구, no.44, pp.269 - 291
Journal Title
일본연구
Number
44
Start Page
269
End Page
291
URI
http://scholarworks.bwise.kr/ssu/handle/2018.sw.ssu/15111
DOI
10.15733/jast.2010..44.269
ISSN
1225-6277
Abstract
本稿では、日本人、韓国人、韓国人日本語学習者が持っているポライトネスㆍストラテジーに対する意識を調査し、その結果を分析した。ポライトネスㆍストラテジーには、ポジティブㆍフェイスを満たすポジティブㆍポライトネスㆍストラテジー(以下、ppsとする)と、ネガティブㆍフェイスを満たすネガティブㆍポライトネスㆍストラテジー(以下、npsとする)がある。ppsの配慮度を比較すると、日本人、韓国人、学習者はpps1、pps9がとても配慮していると評価したという点が共通している。しかし、韓国人、学習者はppsの中でpps14が最も配慮していないと評価したのに対し、日本人は相対的に高いと評価したいう点が異なる。また、日本人、学習者はpps11を相対的に配慮していないと評価したのに対し、韓国人は配慮していると評価した。韓国人、学習者の全体的な傾向は類似していることが分かる。次に、npsの配慮度を比較すると、nps6やnps4について非常に配慮していると評価したという点が共通している。これに対し、配慮度が最も低いnpsには違いがある。ppsの結果と同様に、npsの配慮度も韓国人と学習者の結果が類似している。ppsとnpsの配慮度に対する意識は、母語の影響が強いと考えられる。配慮度と多用されるpsとの関わりを分析すると、日本人の場合はnpsの配慮度と頻度が一致しているが、ppsの配慮度と頻度は一致していない。それに対し、韓国人の場合はppsの配慮度と頻度は一致しているが、npsの配慮度と頻度は一致していない。学習者の場合はppsおよびnpsの配慮度と頻度が一致している。韓国人と日本人がコミュニケーションをするとき、日韓両言語におけるpsの配慮度や頻度の共通点を示すことによって親近感を示すと同時に、その相違点の理解によって違和感を軽減することができると考えられる。
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Won, Ji Eun
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