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헤본․브라운역『新約聖書馬可傳』의 번역어 연구

Authors
오미영
Issue Date
2010
Publisher
한국일본언어문화학회
Keywords
ヘボン訳馬可伝; 明治訳馬可伝; 漢文聖書; 翻訳語
Citation
일본언어문화, no.16, pp.269 - 287
Journal Title
일본언어문화
Number
16
Start Page
269
End Page
287
URI
http://scholarworks.bwise.kr/ssu/handle/2018.sw.ssu/15211
DOI
10.17314/jjlc.2010..16.014
ISSN
1598-9585
Abstract
本稿では、明治訳馬可伝において漢字2字で表記されている名詞翻訳語754例を対象として、ヘボン訳馬可伝の語彙と比較し、明治訳馬可伝におけるヘボン訳の影響について考察した。また、ヘボン訳馬可伝の漢字表記を漢文聖書と比較することによって、ヘボン訳馬可伝における漢文聖書の影響についても考察した。ヘボン訳馬可伝と明治訳馬可伝は、漢字表記の面では約48%の一致率を示している。ヘボン訳馬可伝は漢字表記率が低いので、ヘボン訳馬可伝で一部だけ漢字表記をしたものや漢字表記されていないものを除外し、漢字で表記されたものだけを対象にして考えると62%以上で漢字表記が一致していた。また漢字表記と関係なく、読み方が一致するのは約75%であった。これは翻訳の面で明治訳馬可伝がヘボン訳馬可伝の影響を大いに受けていることを示すものであろう。両聖書において読み方の異なる用例について考察した結果、明治訳馬可伝はヘボン訳馬可伝の翻訳語を具体化したか、日本語により適した語彙に代えるなど、ヘボン訳馬可伝の翻訳語をより発展させたものである。このように明治訳馬可伝の翻訳にはヘボン訳馬可伝の影響が大きかったことが分かる。ヘボン訳馬可伝の漢字表記と漢文聖書の関連は、ヘボン訳約翰伝の場合と違って、一致率が50%にもいたっていない。ヘボン訳馬可伝において漢文聖書と異なる表記をしている例を具体的に見てみると、漢文聖書の語彙が日本語に適しないと判断され他の漢語や和語に代えたものと考えられる例と、より正確な意味伝達のために具体的な語彙を選択したと見られる例とがあった。
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Oh, Mi young
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