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일본 성서에 나타난 어휘 변천 연구 - 마가복음을 대상으로 -

Authors
오미영
Issue Date
2009
Publisher
한국일어일문학회
Keywords
明治譯聖書; 大正譯聖書; 昭和譯聖書; 共同譯聖書; 新共同譯聖書
Citation
일어일문학연구, v.69, no.1, pp.263 - 281
Journal Title
일어일문학연구
Volume
69
Number
1
Start Page
263
End Page
281
URI
http://scholarworks.bwise.kr/ssu/handle/2018.sw.ssu/16294
DOI
10.17003/jllak.2009.69.1.263
ISSN
1226-2552
Abstract
本稿では、明治譯聖書で漢字2字で表記されている名詞飜譯語754例を対象に、大正譯聖書と昭和譯聖書において、どのように変化していったのかについて考察した。考察の過程では、必要に応じて共同譯聖書と新共同譯聖書の語彙をも考察した。 考察の結果、三つの聖書の語彙がすべて同じであるものは312例で、全体の41.4%を示した。これに明治譯聖書と昭和譯聖書の語彙が同じである37例を加えると349例となり、全体の56%を占める。すなわち、全体用例の56%は、明治譯聖書から昭和譯聖書に至る約70年間、継承されて使われていたと見ることができる。 二つの聖書の間で語彙が同じであるものは323例であった。明治譯聖書と大正譯聖書の語彙が同じであるものは151例であり、大正譯聖書と昭和譯聖書の語彙が同じであるものは135例であった。最後に、明治譯聖書と昭和譯聖書の語彙が同じであるものは37例である。時代的に隣接した聖書の間に同じ語彙が見られるのは当然とも言える。しかし大正譯聖書では新しい語彙を採用したものが、昭和譯聖書において明治譯聖書の語彙に戻った例は、聖書翻訳上の語彙選択の苦心をあらわすものと考えられ、大変興味深い。 三つの聖書の語彙がすべて異なるものも119例が確認された。考察の過程で、明治譯聖書は漢文聖書の影響を強く受けていたことを実感することができた。大正譯聖書は、このような明治譯聖書の限界を乗り越え、近代的な語彙と近代的な文体を備えることを課題としており、昭和譯聖書は以前の聖書翻訳とは区別される現代的な語彙と語法をもって整えられることが求められていたと考えられる。聖書翻訳は各聖書のこのような課題を果たす過程をあらわしているとも言えよう。その後、共同譯聖書と新共同譯聖書は、昭和譯聖書を継承している部分も少なくないが、絶えず変化を求めていたことが確認された。
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