EU형성과 유로터널 건설 사례를 통한 동북아공동체의 논의방향 - 미래지향적인 한?일 해저터널 건설 논의를 위한 시론(試論) -
- Authors
- 신장철
- Issue Date
- 2008
- Publisher
- 한국외국어대학교 일본연구소
- Keywords
- Northeast Asian economic integration; EU; Korea-Japan undersea tunnel; geographical proximity; Eurotunne
- Citation
- 일본연구, no.35, pp.67 - 88
- Journal Title
- 일본연구
- Number
- 35
- Start Page
- 67
- End Page
- 88
- URI
- http://scholarworks.bwise.kr/ssu/handle/2018.sw.ssu/17334
- DOI
- 10.15733/jast.2008..35.67
- ISSN
- 1225-6277
- Abstract
- ヨーロッパの島国であるイギリスと大陸國家であるフランスは、いわゆる‘100年戰爭’から見られるように、古い時期から深刻な對立關係と競爭意識による根深い愛憎關係であった。しかし、両国は1993年のEU統合において主導的な役割を演ずることにもなった。
とくに、イギリスとフランスの両国は、1994年にユーロトンネルを開通させ、トーバー海峡を海底トンネルで結ぶことにより、地理的な斷絶性を克服すると共に、相互善隣友好と信賴關係を築いた。すなわ ち、EUの主要構成国である両国の地理的近接性の確保は、ヨーロッパ地域の政治․經濟的な統合關係の構築において大きく貢献したのだ。こうした事実は、今日の韓國と日本の海底トンネル建設論議に際して教訓になっていると考えられる。
本研究は、上記の観点に立って論じられており、イギリスとフランスが歷史的葛藤と對立關係を淸算し、ヨーロッパ統合の象徴になっているユーロトンネル建設の背景と過程に対して考察を行った。こうしたことから、今日の東北アジア3國が処した特殊な状況を克服し、地域経済共同体の結成のための實踐的な解決手段を導くよう努めた。
本研究の結果、概ね次のような政策的な含意を導出することができた。要するに、韓․日間の海底トンネル建設は、両国のみならず、全世界を結ぶ海底トンネル建設のブームを加速化させる契機になるであろう。また同時に、東北アジア次元での政治、経済共同體論議の起爆剤の役割を果たすはずである。また、韓․日間の海底トンネル建設は、東北アジアとヨーロッパを鐵道網で結ぶことを可能にし、窮極的にはユーラシア次元の経済協力および共同体形成にも寄与するはずであると考えられる。
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Collections - College of Humanities > Department of Japanese Language & Literature > 1. Journal Articles
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