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テアル文の格のパターンと構文の意味

Authors
권승림
Issue Date
Mar-2013
Publisher
한국외국어대학교 일본연구소
Keywords
テアル文; 格のパターン; ヲ格補語; 所有性; 後続文のタイプ
Citation
일본연구, no.55, pp.157 - 171
Journal Title
일본연구
Number
55
Start Page
157
End Page
171
URI
http://scholarworks.bwise.kr/ssu/handle/2018.sw.ssu/31342
DOI
10.15733/jast.2013..55.157
ISSN
1225-6277
Abstract
本稿は、テアル文にを対象とし、「所有性」と「談話表示機能」という観点から分析したものである。従来の研究を踏まえながらも、先行研究では考察されることのなかった点に注目して独自に分析を行った。その一点目として、「所有性」に注目し、ヲ格補語に「所有性」があるとガ格への変換が可能になり、両文の表す意味にも差がないことを検証した。つまり、「ガ テアル」文と「ヲ テアル」 文が、格のパターンそれだけで構文の意味が固定しているわけではないことを明らかにした。(1)エレベーターで四階に上がった。床には病院のように、白いリノリュームが張ってある。天井裏にかくしたスピーカーからは、低いヴォリュームで、ソフトな音楽が流れていた。(2) a. 床には病院のように、白いリノリュームが張ってある。b. 床には病院のように、白いリノリュームを張ってある。二点目として、アスペクト形式の「談話標示機能」に注目し、「ガ テアル」文の次には「状態文」が後続し、「ヲ テアル」文の次には「行為文」が後続することを検証した。(3)「どうぞ、お入り下さい。広い方の部屋を明けてありますから」(4)線路に面した灰色の壁には、巨大な看板が取りつけてある。極彩色のペンキで上映中の映画の題名が書かれてあった。テアル文は、上接動詞の問題や存在文との連続的な関係についての考察も重要であると思われるが、それだけでは解決できない問題が多く含まれている。今回明らかになった格のパターンと構文の意味ついての事実も含めて、総合的観点からのさらなる研究が待たれる。
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College of Humanities > Department of Japanese Language & Literature > 1. Journal Articles

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Kwon, Seung Lim
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