ポライトネスの観点から見た日本語の説得ストラテジーA Study on Relation between Persuasion Strategy in Japanese and Politeness
- Other Titles
- A Study on Relation between Persuasion Strategy in Japanese and Politeness
- Authors
- 원지은
- Issue Date
- Feb-2016
- Publisher
- 일본어문학회
- Keywords
- 설득 스트라테지; 에토스; 파토스; 로고스; 폴라이트니스; persuasion-strategy; ethos; pathos; logos; politeness; 説得ストラテジー、エトス、パトス、ロゴス、ポライトネス
- Citation
- 일본어문학, no.72, pp.139 - 162
- Journal Title
- 일본어문학
- Number
- 72
- Start Page
- 139
- End Page
- 162
- URI
- http://scholarworks.bwise.kr/ssu/handle/2018.sw.ssu/7848
- DOI
- 10.21792/trijpn.2016..72.007
- ISSN
- 1226-9301
- Abstract
- 本稿ではポライトネスの観点から日本のドラマに用いられた説得ストラ テジーの特徴や使用実態を明らかにした。本稿の説得ストラテジーは、Aristotleのエトス、パトス、ロゴスを援用した元(2011)の説得ストラテジーの細分化を次の二つの方向から行った。(1)香西(1996)の5つの立論形式もロゴス․ストラテジーに追加し、(2)実際のデータから説得に用いられたエトス․ストラテジー、パトス․ストラテジー、ロゴス․ストラテジーを追加した。その分析の結果、以下のような点を明らかにした。配慮するほど、説得ストラテジーが多く用いられる傾向は認められたが、説得ストラテジーの使用個数と配慮度は必ずしも対応しているとは言えないという点である。次に、説得の内容が聞き手にかける負担が大きいほど、話し手に対する聞き手の力が小さいほど、社会的距離が大きいほど、説得ストラテジーが多く用いられているという点である。また、説得する際、聞き手の感情に訴えることをベースにし、話し手のことを話したり、論理的な根拠を提示したりして聞き手を説得する傾向があると言える。配慮の度合いが高いコンテクストでは、論理的に道筋を立てて説得する傾向が強くなり、配慮の度合いが低いコンテクストでは、論理的な根拠より感情に訴える傾向が強くなる傾向があると言える。
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- Appears in
Collections - College of Humanities > Department of Japanese Language & Literature > 1. Journal Articles
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