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言語資料로서의 『日韓清対話自在』A Study on Nikkanshintaiwajizai(日韓清対話自在)

Other Titles
A Study on Nikkanshintaiwajizai(日韓清対話自在)
Authors
이강민
Issue Date
Feb-2013
Publisher
한국일본학회
Keywords
『日韓清対話自在』; 開化期; 多言語學習書; 近代日本語; 近代韓國語
Citation
일본학보, no.94, pp 41 - 52
Pages
12
Indexed
KCI
Journal Title
일본학보
Number
94
Start Page
41
End Page
52
URI
https://scholarworks.bwise.kr/erica/handle/2021.sw.erica/30498
ISSN
1225-1453
2734-0244
Abstract
本稿は、1894年、日本で刊行された『日韓清対話自在』の具体的な内容を学界に紹介し、言語資料として本書の持つ意味を考えてみようとしたものである。本書『日韓清対話自在』は、その書名が示しているように、日本人に初歩的な韓国語と中国語を習得させるために作られたものであり、日清戦争のような緊迫した国際情勢が、このような多言語学習書の登場を導いた時代的背景になっていると思われる。調査の結果、本書の日本語は、全体的に明治期日本語の言語現実を反映しているものであり、部分的には文語的な要素も見受けられるものの、近代日本語の資料として資し得る性格のものであることが分かった。また、本書に見られる韓国語の仮名表記には、二重母音に関わる現象など、日本語と韓国語の音韻史研究に活用できる事象が散見されており、今後のより細密な検討が必要であるように思われる。なお、本書に収録されている韓国語は、近代韓国語の表現、或は語彙史的な側面から興味深い資料的情報を提供し得るものであることが確認できた。
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COLLEGE OF LANGUAGES & CULTURES > DEPARTMENT OF JAPANESE STUDIES > 1. Journal Articles

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